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産後の身体の変化|産後ケアで身体の回復をサポート

Updated: 6 days ago


産後の身体は、妊娠・出産によって大きく変化します。

特に産後の身体は「見た目」だけでなく、骨盤・ホルモン・筋肉・自律神経・内臓の位置など身体の中でも変化が起こっています。

だからこそ、産褥期(産後6-8週間)は身体が回復していく大切な時期です


主なものとして


①子宮が元の大きさに戻る

妊娠中に大きくなった子宮は、産後少しずつ収縮していきます

その過程で「後陣痛」と呼ばれる下腹部の痛みを感じることがあります


②悪露が出る

出産後は、子宮内に残った血液や分泌物が「悪露」として排出されます

赤→茶→黄、白へと変化して、数週間かけて減っていきます


③骨盤・骨盤底筋がダメージを受ける

妊娠・出産によって骨盤周辺の靭帯や筋肉に負担がかかります

特に骨盤底筋は、赤ちゃんを支えたり出産時に大きく伸ばされたりするため、


・尿漏れ

・下腹部の不安定感

・腰痛


などにつながることがあります


④お腹・体型がすぐに戻らない

子宮が大きくなっていたことに加え、腹筋や皮膚も伸びています

妊娠前の状態に戻るまでには時間がかかります


⑤ホルモンが大きく変化する

妊娠中に高くなっていた女性ホルモン、

エストロゲン・プロゲステロン

は、出産後に大きく低下します。


その変化に加えて、授乳によるホルモンの変化なども重なり、


・疲れやすい

・肌や粘膜が乾燥する

・髪が抜ける

・気分が不安定になる

・眠りが浅く感じる

・汗をかきやすい、ほてる


などが起こることがあります


⑥授乳や抱っこで身体への負担が増える

産後は、授乳や抱っこなど、同じ姿勢を長時間とることが増えます

慣れない赤ちゃんのお世話も重なり、

首、肩、背中、腰、腕などの筋肉に疲労がたまりやすくなります


⑦睡眠不足と自律神経の乱れ

産後は、赤ちゃんのお世話でまとまった睡眠がとりにくくなります

授乳などで何度も起きるため、身体が回復するために必要な睡眠時間を確保しにくくなります


その結果、

・寝ても疲れが取れない

・身体が重い

・頭がぼーっとする

・イライラする


などを感じることもあります


⑧おっぱいトラブル

産後は母乳が作られるようになり、授乳が始まります

授乳に慣れるまでの間は、


・乳房の張り

・乳首の痛みや傷

・授乳時の痛み

・母乳がうまく出ない

・乳房の一部が硬く感じる


など、さまざまなトラブルが起こることがあります


⑨出産による傷のいたみ

経腟分娩では会陰の傷や縫合部の痛み、帝王切開では手術の傷の痛みがしばらく続くことがあります

座る、歩く、寝返りをする、赤ちゃんを抱き上げるなど、普段何気なく行っている動作が負担になることもあります



産後は「元に戻す」より「回復させる」


こうして見てみると、

産後の身体では、同時にたくさんの変化が起きています


子宮が戻る。

出血が落ち着いていく。

骨盤底筋が回復する。

ホルモンが変化する。

傷が治っていく。

授乳が始まる。

そして、寝不足の中で赤ちゃんのお世話をする。


だからこそ、

身体が回復するための時間をつくること。


食事をとること。

眠れるときに休むこと。

人の手を借りること。

身体をいたわること。


産後ケアは、出産してから探すのではなく、妊娠中から準備しておくことをおすすめします

出産後は赤ちゃんのお世話で忙しく、自分のためにサービスを探す時間をつくることも難しくなります


「産後、自分はどう過ごしたいか」

「誰にサポートしてもらいたいか」

「身体のケアをどうするか」


そんなことを妊娠中から考えておくことも、産後の自分を守る準備のひとつです。



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