産後の身体の変化|産後ケアで身体の回復をサポート
- Kaori

- Aug 28
- 3 min read
Updated: 6 days ago
産後の身体は、妊娠・出産によって大きく変化します。
特に産後の身体は「見た目」だけでなく、骨盤・ホルモン・筋肉・自律神経・内臓の位置など身体の中でも変化が起こっています。
だからこそ、産褥期(産後6-8週間)は身体が回復していく大切な時期です
主なものとして
①子宮が元の大きさに戻る
妊娠中に大きくなった子宮は、産後少しずつ収縮していきます
その過程で「後陣痛」と呼ばれる下腹部の痛みを感じることがあります
②悪露が出る
出産後は、子宮内に残った血液や分泌物が「悪露」として排出されます
赤→茶→黄、白へと変化して、数週間かけて減っていきます
③骨盤・骨盤底筋がダメージを受ける
妊娠・出産によって骨盤周辺の靭帯や筋肉に負担がかかります
特に骨盤底筋は、赤ちゃんを支えたり出産時に大きく伸ばされたりするため、
・尿漏れ
・下腹部の不安定感
・腰痛
などにつながることがあります
④お腹・体型がすぐに戻らない
子宮が大きくなっていたことに加え、腹筋や皮膚も伸びています
妊娠前の状態に戻るまでには時間がかかります
⑤ホルモンが大きく変化する
妊娠中に高くなっていた女性ホルモン、
エストロゲン・プロゲステロン
は、出産後に大きく低下します。
その変化に加えて、授乳によるホルモンの変化なども重なり、
・疲れやすい
・肌や粘膜が乾燥する
・髪が抜ける
・気分が不安定になる
・眠りが浅く感じる
・汗をかきやすい、ほてる
などが起こることがあります
⑥授乳や抱っこで身体への負担が増える
産後は、授乳や抱っこなど、同じ姿勢を長時間とることが増えます
慣れない赤ちゃんのお世話も重なり、
首、肩、背中、腰、腕などの筋肉に疲労がたまりやすくなります
⑦睡眠不足と自律神経の乱れ
産後は、赤ちゃんのお世話でまとまった睡眠がとりにくくなります
授乳などで何度も起きるため、身体が回復するために必要な睡眠時間を確保しにくくなります
その結果、
・寝ても疲れが取れない
・身体が重い
・頭がぼーっとする
・イライラする
などを感じることもあります
⑧おっぱいトラブル
産後は母乳が作られるようになり、授乳が始まります
授乳に慣れるまでの間は、
・乳房の張り
・乳首の痛みや傷
・授乳時の痛み
・母乳がうまく出ない
・乳房の一部が硬く感じる
など、さまざまなトラブルが起こることがあります
⑨出産による傷のいたみ
経腟分娩では会陰の傷や縫合部の痛み、帝王切開では手術の傷の痛みがしばらく続くことがあります
座る、歩く、寝返りをする、赤ちゃんを抱き上げるなど、普段何気なく行っている動作が負担になることもあります
産後は「元に戻す」より「回復させる」
こうして見てみると、
産後の身体では、同時にたくさんの変化が起きています
子宮が戻る。
出血が落ち着いていく。
骨盤底筋が回復する。
ホルモンが変化する。
傷が治っていく。
授乳が始まる。
そして、寝不足の中で赤ちゃんのお世話をする。
だからこそ、
身体が回復するための時間をつくること。
食事をとること。
眠れるときに休むこと。
人の手を借りること。
身体をいたわること。
産後ケアは、出産してから探すのではなく、妊娠中から準備しておくことをおすすめします
出産後は赤ちゃんのお世話で忙しく、自分のためにサービスを探す時間をつくることも難しくなります
「産後、自分はどう過ごしたいか」
「誰にサポートしてもらいたいか」
「身体のケアをどうするか」
そんなことを妊娠中から考えておくことも、産後の自分を守る準備のひとつです。
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